AIDAとは
AIDAとは、顧客が商品を購入するときのプロセスを表す1つです。
アメリカのE・K・ストロングという方が示したものです。
営業で話を展開するとき。マーケティングで行う試作の目的を考える上でとても役に立ちます。
顧客が商品を購入するには、このようなプロセスをたどります。
- Attention(注意)
- Interest(興味)
- Desire(欲求)
- Action(行動)
顧客へ、注意喚起をし、興味を抱かせ、購入欲求を高めて購入いただくという流れです。 よくある胡散臭いダイエットサプリである広告がまさにコレを使っています。
- A=最近お腹周りが気になりませんか?
- I=ハリウッドセレブ注目のサプリがあります。
- D=このサプリは○○成分が含まれていて○○で実現できます。
- A=今だけ1,980!お電話で今すぐ!
いかがでしょうか。こういった胡散臭い広告いまだになくならないですよね。
商品の是非はともかく、効果のあるセールス手法だからこそずっと使用されています。私もついつい惹かれてしまって購入を考えてしまうことがあります。
記事コンテンツでは?
- A=タイトルでひきつける。「○○は間違っていた?」
- I=記事冒頭で解決策を提示
- D=記事で、詳しく解説。
- A=フォームから申し込み、購入へ促す。
ネットで表示される広告バナーで、注意と関心を持たせ、クリックしたページで解説と購入へ促すフォームが合ったりなど、いろんなところで使われています。
他にもあるパターン
記憶に残す事が大事。AIDMA(アイドマ)
- Attention(注意)
- Interest(関心)
- Desire(欲求)
- Memory(記憶)
- Action(行動)
こちらの方が、元祖といえるかもしれません。サミュエル・ローランド・ホールという方が示した略語です。
記憶がある点に違いがあります。今欲しかったわけではないが少し気になった人が、後日同じ商品を見つけた時に記憶が残っていれば、購買欲求が出てくることがあります。 即時に購入される商品ではない場合は、記憶に残すことも大事になります。
ネットならではのプロセス。AISAS(アイサス)
- Attention(注意)
- Interest(関心)
- Search(検索)
- Action(行動、購入)
- Share(共有)
ネットでの購入プロセス。
検索と共有が入っています。今の時代、顧客は何かについて購入を考え始めたら、検索をします。
検索結果にアナタの売りたい商品があったら、購入してもらえる確立がグンとあがるでしょう。
そして大事なのは共有。インスタグラムなどSNSが普及している今。クチ込みの力は、大変な威力があります。
良い口コミをしてもらえるよう、顧客が購入した後のこともしっかり考えていきたいですね。
3つの共通点としてあるのは注意と関心です。
セールスをするにも、マーケティングをするにも、企画書を提案するときも。
まずは、注意を促すこと。そして関心を持たせるようにすることが大事だと思います。
まだまだ他にもいろんなモデルがあり、今後も新しいモデルが出てくるでしょう。
ただAIDA、AIDMAの基本的なところは一生変わりません。
この二つはしっかり覚えておき+今の時代にあったモデルを意識するようにすると良いですね。
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