マーケティングとは恋愛に似ている。

マーケティングとは、売れる仕組みを作ること。

マーケティングとは、売れる仕組みを作ること。王道な言い回し。スーツで颯爽と歩くビジネスマンの領域に見えます。何かを売ると言うことは、顧客にお金を払っても欲しいと思わせること。恋愛で異性に好かれるということは、限りある時間を消費してもその人と一緒にいたいと思ってもらうこと。

本質的に、マーケティングと恋愛は同じだと思います。

今回は恋愛を例にして、マーケティングの実践的なことをご紹介します。良いマーケターになりたいと思う方、マーケティングの力を借りて自分の魅力を出したいと思う方に、是非読んでいただきたいです。

マーケティングとは。恋愛と重ねる5つの重要なこと

ウォンツとニーズを知ること

ウォンツとは、手段。ニーズは目的という。

例えると、紙を切るために、ハサミを借りたい人は、切った紙を欲しいはず。この「ハサミを借りたい」がウォンツ。「切った紙を欲しい」のがニーズです。ハサミを売る人と、丁度良い大きさの紙を売る人がいたら、後者が選ばれやすいです。

異性から「夜景を見に行きたい」と言われたら、それは恐らくウォンツ。「素敵なムードで幸せになりたい」などがニーズです。ただ、夜景を見せるのではなく、プチサプライズなどより素敵なムードで幸せにさせるようにすると、より素敵なデートになるでしょう。

顧客が、異性のウォンツではなくニーズを理解し、それに答えてあげることが大切です。喜んでもらえたら自分もきっと幸せになれますね。


自分だけのポジション、差別化を明確にすること

沢山の種類がある携帯電話の中から、なぜあなたはそれを購入しましたか。安いから・デザインが良いから・機能が優れているからなどあると思います。

売る立場からすると、数ある携帯電話から自分の商品を手にとって貰わなければなりません。そのためには、他にはない自分だけの強みがなければいけません。

強みを明確にすることを、差別化。あるいはポジショニングと言ったりします。恋愛だと、数ある同姓(35億・・・w)の中から、あなたを選んでもらわなければなりません。

あなただけの魅力を明確にすることが大事です。

今回は詳しく触れませんが、この魅力を理解するためのマーケティング手法があります。マーケティングを勉強すると自分の魅力の出し方もわかるようになると思います。


ブランディングをすること

「夢の国とは?」「アニメーションと言えば?」と聞くと、恐らく何か浮かぶものがあると思います。商品名を出さずとも頭に浮かびそれを購入してもらえる。これがブランディング、ブランド力です。

ブランディングを行うと、顧客からわざわざ購入しに来たくなるようになります。例えば、水道水は物凄く安いのに、わざわざ高いお水を買います。

○○と言ったらあなたと思われる、ブランディング作りが大切ですね。(恋愛に繋げるのは少々無理がありますね。。。


顧客に知ってもらうこと

無限大にある商品の中から、自分の商品を知ってもらえなければ、そもそも手にも触れられません。恋愛でも、あなたのことを知ってもらわずに、ただ近寄っていたらストーカーです。

いかに知ってもらうか。マーケティングにとって大切なお仕事の一つです。沢山の手法、フレームワークがあります。有名な手法と行ったら広告ですね。

今後どんどん紹介していきます。


最適な時期・場所・方法で顧客に行動してもらうこと。

顧客のニーズを掴む商品で、あなただけの強みを活かせ、顧客に認知してもらえたら、後は購入していただくだけですが・・・そもそも購入したいときにその商品がなければ、顧客は離れていってしまいます。

最適な時期・場所で最適な方法で顧客の前に届けなければなりません。恋愛でも折角相手に好かれたのに、当人がいなくなってしまったら終わりです。泣ける恋愛ドラマのようになってしまいます。

こちらも手法を徐々に紹介していきます。


よいマーケティングを行うために。

いかがでしょうか。一部無理やりな例えもありますが、マーケティングと恋愛の本質はとても似ています。

孫子の兵法に「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」という言葉があります。相手を知って、自分を知れば負けないと言うことです。

マーケティングも恋愛も、相手のことを良く知り、自分の強みを良く知れば良い結果に結びつきやすくなることでしょう。

良いマーケティングを行っていくためには、数あるマーケティングの手法や例を勉強することも大切ですが、実践が第一。

まずは身近な恋愛などマーケティングと本質が似ているところで真剣になることこそが、重要だと思います。

とはいえ、当ブログでは手法などをご紹介してまいります。

ぜひともよろしくお願いします。

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